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「だからピュアは
託さずにやってみようと思う」
ケッ
と……あのぅ
貴方がたは
ピュア様の……？
お知り合いだと
聞いていましたが……
はっ はい！
この二人は存じませんが
私はかつて
牧頭として
ピュア様に仕えていた者です
でも
フードの奥が
どうしても見えなくて
お顔もよく
知らないのですが……
そうそう！皆
お顔どころか
素肌すら見た事も……
でも私
何度かあの方の
綺麗な目を
見た事がありましてよ
妖精の血の入っていない
とても澄んだ瞳で……
ほなら
俺と同じ
純人間てやつですな
えぇ
ソロモンヘイムから
来たと聞きましたが
それ以上は……
でも充分ですよ
その存在感だけで充分
それが少しは伝わる
ピュア様の笑顔でしたら
すぐに描けましてよ？
笑顔……？はっはい
ぜひお願いします
この「紙」だって
高価だった「本」が
普及したのも
ピュア様が製紙技術を広め
管理者に承諾を頂いた
お蔭なのですよ
貴方がたも
お会いすれば
分かるでしょう
ウフフッ
ええ
分かりますとも