|
|||
|
|||
前頁 |
懐かしいなぁ
チビで非力で
世界といっこも
そりの合わない俺は
こうやって
毎日
ぼこられてたんだ
親に
教師に
同級に
俺は独りで
隅っこで
たった
ひとつの仲間
この身体ちゃんを
さすりながら
「大きくなあれ」
「大きくなあれ」
って泣いてた
その日が来るのを
楽しみに
泣きながら
笑ってたんだよなぁ