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読書日記
本は読むけど、ほとんど忘れちゃう記憶力のない俺。
昔はノートに気になったところや、トリビア(もう古いか)を書き写してましたが
最近はホント読むだけ。ではなんなので、読書日記でも始めてみます。(またすぐ飽きそうだけど)
2008
宿屋めぐり
四国八十八ヶ所感情巡礼
2007
『晴れ時々戦争いつも読書とシネマ』 福田 和也・著
『この人に話を聞きたい』
『ダーク・タワーシリーズ 第七巻「暗黒の塔」下巻』
『と学会年鑑』
『神狩り2  リッパー』 山田正紀 著
『最後のユニコーン』 ピーター・S・ビーグル 著
『コンプリート スティーヴン・キング 増補改訂新装版』 風間賢二 著
『異邦人』 カミュ 著
『真実真正日記』 町田 康 著
『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』 パトリック・マシアス 著
『立喰師、かく語りき。』 押井守 著
年末年始はスティーヴン・キングを読んでいました。
2006

2006

『獣たちの夜 副書名 Blood the last vampire』 押井守 著

12/23
 
Bloodシリーズのノベライズ版……ではなく、押井節・押井蘊蓄にヨダレを垂らす小説です。

典型的な登場人物も、押井味に美味しくなっていて
一見がさつな体育系ジャージ教師(ほんの脇役)が、その状況対応に大人をみせたり

馬鹿は引き際を知らないし、その潮時も判らない

ただ威張るという行為自体にも、いちいち押井蘊蓄が炸裂します。

お前は黙ってろ!」
「ボナパるなよ」
ボナパる、とは独裁主義(ボナパルテイズム)から転じた用語で
独裁主義的傾向を示すことを指し、日常的に使われる場合は、
「エバるな」「偉そうにするな」といった程度のニュアンスで使用される。

ボナパる……流行らんかな?きーたこともねーよ。

ストーリーのほうは
焼き肉屋で過激派高校生達と刑事が
『人類と死体処理との闘争』について延々と談義したり
主人公の過激派高校生が親に自宅軟禁され、もんもんとしたり
家族帝国主義に対する闘争の最終手段、つまり家出を選択する方が上策であると考えていた。

吸血鬼という存在について、刑事と老人が延々議論するのを、主人公が拝聴したりする合間に
小夜と吸血鬼がチョロッと登場します。(パト2のノアみたいなもん)

この吸血鬼談義がとても面白く、人類史、文明史、進化論、経済学、倫理学などから
吸血鬼という存在と、その真の危険性について考察していきます。
おかげで、Bloodの謎が総て解明されました。

TVアニメもこの世界観でやれば良かったと思いますが、主人公が過激派高校生という時点で無理ですわね。

『孤立、無援』 坂本順治 著

12/20

『新・仁義なき戦い。』や『亡国のイージス』を見た覚えはあるんだけど思い出せない俺ですが
『顔』は好きで三回くらい観ました。

本書は坂本順治監督による、
映画監督は面白いけど辛いぜよ!な、お話。

役者とぶつかる。「日体大のプロレス研究会の自主映画。」と映画評論家に揶揄される。
ベテランを怒らせる、キレさせる。菅原文太ニィにリテイク20回出して現場が凍る。
信号機を全く見ない勝新の車に乗る。トヨエツが言う事を聞いてくれない。
韓国政府の人間に威嚇尾行される。自己模倣に苦しむ。スタッフに愛想つかされる。
脚本家の言葉に甘えて横のなったら
「寝たら二度と起きてくんじゃねえよ、このバカ。」とつぶやかれ、一睡も出来なくなる。
チンコにコーラかけて全裸で踊ったら藤山直美に呆れられる
等々

「悲観は気分で、楽観は意志である」
楽しそうだけど、並の神経じゃ映画監督はできないと分かります。

作品づくりにおきて、肝に銘じておきたいお言葉は

映画の登場人物はみんな、「途中」から人生が始まっている。
それを想像しなくてはいけない。
そして、想像することは、履歴書作りではない。
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