- 吸血鬼もので一番頭を悩ませる設定が
『吸血鬼に噛まれた者も吸血鬼になる』というもので
ほっとけば鼠算式に増えてしまい、人類は総て吸血鬼になってしまいます。
そうなってしまった世界を描いた
リチャード・マシスン作「地球最後の男」なんて小説もありますが
たいていの吸血鬼ものは、一部限定地域の住人総てが吸血鬼になるくらいで収まってしまいます。
まぁなんで収まるかというと
◆『真祖』たる吸血鬼の大元が目覚めたばっかりでこれから増やすところである。
◆『真祖』たる吸血鬼があまり仲間を増やしたがらない。
◆ないしは、吸血鬼組合なるものがあって、
- 餌である人類が滅亡すれば共倒れなので頭数管理を行っている。
などがあります。
本作では
◆骸者とよばれるアンデットの一派が、人類総て吸血鬼(アンデット)化しようと画策しているが、
それを悪魔が阻止しているんで増えない。
という設定です。
自然界に習って、天敵がいるから増えないというわけなんですが
にしても気を抜くとあっという間に増えてしまうので
◆吸血鬼化した人間はそのままでは
朝日に食べられるので、99年間朝日のささなかった場所に収容しなければならない。
むろんそれは非常に困難である……という設定もつけて対抗しました。
でも、やっぱ苦しいわけですよ。
自分でつっこみますが、99年間朝日のささなかった場所というのが
クセもので、じゃあ深海に避難すりゃいいじゃんてことになるんですよね。
でも、あの、吸血鬼も窒素すんですよ。ええ。
溺れちゃうんですよ。
だから実は、シャクヨウは事前に人数分の潜水具一式をレンタルしてて、館に隠してました。
おやおや?そんな描写あったっけ?
ありません。いまでっちあげましたから……
かように設定というのは、つっこみだせばきりがなく
後付けでなんとでもなるんですから
ほどほどに気にすればいいんですよ。
そ、そんなことより、もっと大事な事に気を回せばいいんじゃないでしょうか(逃げた)
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